こぼれ話

今日は2月22日(猫の日)


2月22日はニャン、ニャン、ニャンで猫の日。誰が決めたのかな?誰でもいいね!ただのごろ合わせ。

ところで猫と言えば爪とぎ。家の中で爪とぎをされる。猫好きにはなんでもないことですが、障子の枠が減り、柱が傷だらけ、時として椅子の足まで傷があるということが起こっています。

我が家の猫は不妊手術をするとき(一歳以内)に四足の爪も全て手術で取りました。えっ!爪を取ってしまうのかわいそう!というふうに思う人が多くいます。

では、爪を取った後の猫の行動を少し説明しましょう。

爪を手術で取ると生えてきません。では、高いところに登れないとか、獲物を取れないとか、いろいろ考えるでしょう。でも通常の猫の行動と全く変わりがありません。ネズミを生きたまま咥えて家に持ち帰ってきます。その時は家中が大騒ぎになりますが猫は平気な顔。また塀にも登り屋根の上も難なく歩きます。ただ、外での縄張り争いで爪が無いので声だけはり上げています。特に我が家の猫は野良猫でしたので家人にも爪を立て抵抗することがあります。同居の犬が時々猫パンチを食らっていますが、目に当たっても傷がつくことがありません。

家の中では、気に入ったところで爪とぎをします。通常の爪とぎと同じ行動です。でも爪が無いので家具が傷つくことがありません。革張りソファから飛び降りるときにも後ろ脚にも爪がありませんので傷が付きません。

猫がいるのに猫の爪とぎ痕が残らないので快適な生活環境が保たれています。

猫の爪を取った家庭では皆さま喜んでいます。爪とりはあまり普及していませんが、猫の爪でお悩みの方はご相談ください。


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訓練されたラブラドールは大腸癌(がん)を嗅ぎ出す


イヌはヒトよりも嗅覚がはるかに優れ、地震で埋まった犠牲者を嗅ぎ出し、隠された爆弾や薬物を探し出せるが、大腸(結腸直腸)癌(がん)も検出できること が、九州大学(福岡市)大学院消化器総合外科の園田英人氏らによって明らかにされた。マリーンという名の特殊訓練を受けた8歳の雌のラブラドールレトリ バーは最大98%の精度で患者の大腸癌を検出できるという。

[2011年1月31日/HealthDayNews]



セント・シュガーがん探知犬育成センター(千葉県南房総市)の卒業生であるマリーンは当初、水難救助の訓練を受け、大腸癌研究に加わる前にすでに、患者の 呼気検体で12種類の癌を検出できた。大腸癌患者40例、健常者320例から便および呼気の検体を採取し、その結果、呼気の試験では36回中33回、便の 試験では38回中37回で癌の検体と癌でない検体を識別でき、大腸内視鏡検査との比較でイヌによる呼気検体の評価の精度は95%、便検体の評価では98% であったとしている。



 犬と人間は太古の時代から長い付き合いをしていて、人が犬の生活の面倒を見ている。そして犬が人の補助をして助けることが どんどん増えてきている。未来には病院内の検査センター内や健康診断の時に犬がいて、がんの早期発見に一役かっていることになるのでしょう。動物病院の待 合フロアーにもこのような犬がうろうろしていて、獣医師より早くがんを見つけるようになるのかな?犬は未知の病気も発見してくれるようになり、病院には欠 かせない存在となるのかもしれませんね。そしてガンが治ったことも教えてくれるわけですね。


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オランウータンのゲノム


オランウータンはヒトに比べ多様なDNAをもち、そのDNAが1,500万年にもわたり比較的安定性を維持していることが、スマトラ島5頭、ボルネオ島6 頭のオランウータンを対象にゲノム配列を解読した研究グループにより報告され、英科学誌「Nature(ネイチャー)」オンライン版に1月27日掲載され た。[2011年1月26日/HealthDayNews]



オランウータンは、スマトラ島およびボルネオ島の熱帯雨林に生息し ているが絶滅の危機にある動物。ヒトとチンパンジーのゲノムは99%一致することだが、オランウータンのゲノムは97%であると判明。オランウータンは人 に近い動物とおもっていたが逆で遠く、進化が遅いらしい。と言うことは環境の変化には対応しにくいことになり、広範囲の森林破壊に対応できず、ますます絶 滅に近づく可能性がある。木から下りないオラウータンの種の保存問題はまだまだ研究が必要なことでしょう。


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豆まき

今日は節分です。豆まきはその年の干支を持つ生まれの人、(年男)、または、一家の主人が煎った大豆をまき、家族は自分の歳の数だけ豆を食べるとその年 は、病気にならず長生きすると言われています。しかし最近の豆は一つずつのパックになっていて衛生的で扱いやすい豆が多くあります。

当方でも今年はパックの豆を使用します。
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心臓ペースメーカー細胞

様々な細胞に変化できる胚性幹細胞(ES細胞)を使って、心臓の拍動のリズムを刻むペースメーカー細胞を作ることに、鳥取大の久留一郎教授(再生医療)らがマウスで成功した。
(2011/01/13読売新聞)

この研究は不整脈の治療に貢献しそうですね。今まで重度の不整脈では人工心臓ペースメーカーを体内に埋め込み心臓に直接装着して心臓の拍動を維持している。 しかし自立神経の活動に合わせて心臓の拍動を変えることができないのが欠点です。この細胞移植でペースメーカー細胞(洞結節細胞)の電気信号が自立神経の 活動によって変化し、コントロールするようであればすごい事です。また、電池切れが無く、MRI等の検査にも支障が無いこともいいですよね。
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