みんなで楽しむ秋の味覚♪

こんにちは。

9月後半に差し掛かり、朝夕はお散歩しやすい気温になってきましたね🍁

 

スーパーにも秋の味覚が並び始め、かわいいご家族と一緒に味わいたいフルーツがたくさんありますが、中には危険なものが隠れています。

例えば、、、

・ブドウ…急性腎不全を起こす危険があるので動物に与えてはいけません。レーズンやマスカットも同じく注意が必要です。

・リンゴ、梨、柿…大きいままだと上手に飲み込めず、食道に詰まることで消化管閉塞をおこす危険があります。皮をむいて種を取り除き、細かくカットしてください。

・桃…誤って種を飲むと、小腸に詰まることで消化管閉塞をおこす危険があります。皮をむいて種を取り除いてください。

 

多くのフルーツが、皮や種の中に動物にとって有害な物を含んでいます。また、糖分過多や消化不良となることもあるため、食べすぎには注意が必要です。

 

写真は、休日の自分へのご褒美にスーパーで買ったフルーツです😊

このブログを読んでくださった飼い主様には、この写真がまた違った見え方になるかもしれませんね。

 

皆様も、可愛いご家族も、一緒に楽しく食欲の秋を楽しみましょう♪

 

獣医師 大塚

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アニホス防災訓練2022

今年も毎年恒例「アニホス防災訓練」を実施いたしました❣

 

 

災害時、アニホスではどのような対応をするのか・・・

 

ぜひこの動画を通じて、今一度防災について考えるきっかけになると

嬉しいです☺

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防災訓練を実施しました!

Pet Clinicアニホスでは毎年、防災の日(9月1日)に合わせて、

9月を『防災月間』としています。

 

現在、1階待合室で防災ブースを展示したり、2階で動画配信したり と、

防災についてさまざまな啓蒙をしています☺

 

先週は防災月間の一環として、スタッフ全員で防災訓練を実施いたしました!

 

 

2階と3階に分かれ、本当に地震が起きた時を想定し、全館のドアをあけたり

 

 

お預かりしているわんちゃん・ねこちゃんの避難を想定した準備をしたり、

 

 

院内の防災グッズの場所確認、配電盤の点検などなど

 

 

実際に災害が起きた時に迅速に対応できるよう、全員で手分け・分担をして

防災訓練に参加しました!

 

災害はいつどんなときに起こるかまったく見当もつきません。。

いざというときに慌てず対応できるようにアニホススタッフ一同、

日々防災についても想いを馳せながら業務にあたっていきたいと思っています👌

 

また今年も動画を作成して、防災訓練の模様をYouTubeでも配信予定なので

楽しみにしていてください🎵

 

受付 山村

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アニホスでのTPLOの術後リハビリテーションの実際

みなさん、こんにちは!

以前にTPLO(脛骨高平部水平化骨切術)の術後のリハビリテーションについてお話させていただきましたので、今回は実際にアニホスでのリハビリ開始から卒業までをお話いたします。

 

ラブラドールレトリバーのろくちゃん。左後肢の前十字靭帯が断裂してしまい、TPLOを行いました。

写真①は手術直後の様子です。左後肢にうまく体重がかけられていないことがわかります。さらに、筋肉量も左右差が出ていました。

 

 

写真②はリハビリテーション開始時の様子です。

右後肢を持ち上げて、徐々に左後肢に体重をかける練習を行っています。

 

 

写真③はハードルを超えることにより、関節の可動域を広げたり、筋肉量を増加することが目的です。(手術後1週間〜2週間)

徐々に左後肢に体重をかけられるようになってきたら、関節の可動域、筋肉量の増加をメインに行います。

 

さらに、自宅でもマッサージやストレッチなどを行っていただきました。

また、写真④〜⑥では、伏せの姿勢から立ち上がる訓練を行い、より筋肉量の増加や可動域の拡大を目指しています。(手術後1ヶ月頃)

写真⑧〜⑩では以前よりも左後肢が高く上がっており、関節の可動域も拡大していることがわかります。(手術後3ヶ月頃)

写真⑪は障害物を避けてジグザグに歩くことにより、バランス能力向上や筋肉量の増加を目的としています。(手術後3ヶ月頃)

写真⑫はリハビリ卒業時の歩行の様子です。左後肢にしっかりと体重を乗せて歩くことができるようになりました。また、写真では分かりづらいですが、筋肉量、可動域ともに左右差がなくなっています。

 

このように手術直後からリハビリテーションを開始し、通院でのリハビリテーションや自宅でのリハビリテーションにより、運動機能の回復を早めることが可能になります。

アニホスでは、獣医師と看護師がチームになってリハビリテーションを行っていますので何かありましたらご相談ください。

 

看護師 深澤

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ゴニオメーターって?

 夏休みもいよいよ終盤に差し掛かりましたね!暑い日がまだまだ続きますが、くれぐれも熱中症にはお気をつけください。

 

 アニホスでは整形疾患・神経疾患の術後のリハビリテーションを積極的に行っています。

今回はリハビリテーションを行う上で必要な器具、「ゴニオメーター」をご紹介します。ゴニオメーターとは、関節の動く角度を測定するプラスチックの角度計です。アームにはメモリが記載しており、本体の中心には360°の度数が表示されています。

 これを用いて関節の可動域を測定し、関節がどれくらい屈曲・伸展するかどうかをみます。手術後の関節は硬くなりがちです。予防・改善するためには日々のマッサージやストレッチが大切になってきます。ゴニオメーターを使用する関節可動域の測定は、リハビリテーションのメニューを決める指標になるのです。

 リハビリテーションは獣医師と看護師でチームとなり、飼い主様とご相談の上、わんちゃん・ねこちゃんの状態に合わせてメニューを考えていきます。また、退院後も自宅でのリハビリテーションが大切になりますので一緒にご相談させてください。

 

看護師 福本

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