アニホスブログ

TPLOで術後早期回復!!

みなさんこんにちは!

TPLO(Tibial Plateau Leveling Osteotmy:脛骨高平部水平化骨切り術)という手術をご存知ですか?

TPLOは、1993年にSlocumによって提唱された膝にある前十字靭帯が断裂した時に行う手術法の一つです。

前十字靭帯の断裂は、わんちゃんで最も良く起こる後肢の病気であり、跛行(歩き方がおかしい)や挙上(足をあげる)などの症状を引き起こします。

前十字靭帯が断裂することによって、膝関節の安定性がなくなり、関節炎による疼痛などが発生します。

前十字靭帯断裂の治療には様々な方法がありますが、先ほどお話しした外科的治療法の一つであるTPLOは、治療成績が最も良好と報告されており、術後早期の機能回復が見込めるものとなります。

TPLOという手術は、脛骨を切り、プレートで固定する手術であり、膝関節を安定化し、関節炎の進行も他の手術方法より抑制することができ、足への体重の負重を促します。

手術法の改良によって小型犬から超大型犬にも実施できるようになり、

アニホスでは2017年頃からTPLOを実施してきました。2019年からは本格的に器材を導入し、これまでに小型犬から大型犬まで手術を行っています。

また、アニホスでは、さらなる機能回復を促すために獣医師と看護師がチームとなり、リハビリテーションを行っています。リハビリテーションについては後のブログにて、詳しく説明します。

TPLO以外にも前十字靭帯断裂に対する治療は複数存在するため、アニホスにご相談いただければその子その子にあった治療プランを提案させていただきます。

獣医師 吉村 高野 矢澤

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猫の腎臓病とは?~学んで・知って・治療しよう~

こんにちは。

今回は飼主様向けセミナーのご紹介です。

猫ちゃんの慢性腎臓病について、アニホスの呉竹先生がセミナーを開催します。

長生きの猫ちゃんが増えてくれるのはとても良いことですが、慢性腎臓病で悩まれている飼主様も多くいっらしゃいます。

そんな猫ちゃんの腎臓病について正しく学んで、知って、治療をして、一日でも長く一緒に過ごしたいですね。

 

セミナーでは、不安なことや困っていることなどの質問にも呉竹先生に相談できますのでぜひご参加ください。

予約制ですので、ご希望の方はスタッフまでお声かけください。

 

<セミナー内容>

日時:1月22日(土) 18:00~ 30~40分を予定

場所:Pet Clinicアニホス 待合室

定員:先着15名様

対象:猫ちゃんの飼主様

※新型コロナウイルスの情勢により、内容変更の可能性があります。

 

受付 岸川

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防寒対策をしましょう!

明けましておめでとうございます!

2022年もよろしくお願い致します。

 実家にいる真司郎くんはボール遊びが大好きです!寒さが苦手なようで、冬はおうちに引きこもりがちな真司郎くんですが、暖かい服を着ると元気に外でボールを追いかけます。

急激な寒波の到来により、わんちゃん、猫ちゃんも体調を崩しやすい季節です。

いつもより元気がない、食欲がない、など少しでも異変があれば、アニホスにご相談してくださいね。

防寒対策をしっかりして、楽しく冬を過ごしましょう!

動物看護師 小島

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明日はクリスマスイブ!

こんばんは。明日はクリスマスイブですね。

クリスマスといえば、12月11日にYouTubeにてライブ配信されたPet Clinic アニホス「クリスマス音楽会」

たくさんの方にご視聴いただきありがとうございました!

見逃してしまった!という方は、アーカイブが残っておりますので、ぜひご視聴ください。

 

また、クリスマスには食卓にたくさんのご馳走が並ぶと思うのですが、それらをワンちゃんネコちゃんが食べてしまわないように注意してください。

食べ慣れないものでお腹を壊してしまったり、骨などの異物を食べてしまって内視鏡や手術になることも・・・

うっかり床に落としてしまったり、お家に遊びにいらした方が知らずに与えてしまう、など色々な危険が潜んでいます。充分に気をつけて、楽しいクリスマスを過ごしましょう!

 

動物看護師 赤池

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冬が本気出してきましたね

昨日はとっても寒かったですね。
今季の最低気温だったとか・・・・。
これからどんどん更新されるのでしょうね。

育休から復帰させて頂いておりますが、さらにふくよかになって帰ってきております鈴木です。。
脂肪を蓄えど、寒いのです(涙)

わんちゃん猫ちゃんも、寒くなってくるとぐっと増えてくる病気があります。
関節疾患と泌尿器疾患、気管虚脱の咳です。
ぐぐっとこれらに関して困っている動物さんが増えています。

腰が痛くなったり、膝が痛くなるのが動物さんは多いです。
実家のつくしくん(もうすぐ6歳の20kg雑種)もなんと!
急に腰が痛くなってしまい、大好きな散歩中に動けなくなってしまいました。(父が20kgを抱っこして帰ったそうです苦笑)

一時、お薬を飲んで、幸い今では投薬なしでも元気よくもとの歩調と散歩のテンションに戻ったそうです。

わんちゃん、ねこちゃんが腰が痛い時のサインですが。
・運動したがらない
・急にキャン(ぎゃー!)となく
・触ったら怒る
・抱っこを嫌がる
・腰がしずむ(下半身が下がった歩き方)
・完全に丸まって寝れない
・排便・排尿時に座りそうなのに座らない、ためらう
・(猫で多いかも)痛いところを舐める

神経の障害が強い場合、後肢を引きずったり立ち上がれなくなる場合もあります。

症状や動物種、犬種、疑われる疾患、そしてその程度によって検査やお薬が変わってきますので上記の症状に気づかれた場合はアニホスに受診してください。
サプリメントもとてもおすすめしているものがあります。
患者さまの改善ぶりが嬉しくて、飼い主様からもアツい継続希望を頂く製品なので自信を持っておすすめしています。
獣医師までお気軽にご相談くださいね。

獣医師 鈴木
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