レントゲン室

レントゲンDRとは、レントゲンフィルムを用いずに、デジタル化された画像情報を得ることができるレントゲン装置で、現在多くの病院使用されているCRシステム(コンピューテッドラジオグラフィーシステム)と比較して高画質で低被爆なのが特徴です。

高精度の画像撮影はもちろんのこと、読影においては画像のコントラストやサイズの変更、過去の画像との比較などが自由自在になったことで、より細やかな診断ができます。また、撮影した画像は、診察室等複数のパソコンモニターで即座に共有できるため、飼主様に精細なレントゲン画像をお見せしながら、病状をご説明することが可能になりました。

 

レントゲン検査の活躍の場は広く、

頭部(例:骨折、鼻腔内疾患、耳道疾患、腫瘍疾患)

胸部(例:循環器系疾患、呼吸器系疾患、整形疾患、腫瘍疾患)

腹部(例:肝・胆道系疾患、泌尿器疾患、消化器疾患、腫瘍疾患)

関節・四肢(例:整形疾患、腫瘍疾患)

といった全身の精査に用いられています。

レントゲン検査は、短時間で多くの情報が得られることから、動物への負担も小さく、メリットの多い検査方法です。アニホスでは血液検査や超音波検査、CT検査等と組み合わせて、より高精度な診断を行っています。

 

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