ゴニオメーターって?

 夏休みもいよいよ終盤に差し掛かりましたね!暑い日がまだまだ続きますが、くれぐれも熱中症にはお気をつけください。

 

 アニホスでは整形疾患・神経疾患の術後のリハビリテーションを積極的に行っています。

今回はリハビリテーションを行う上で必要な器具、「ゴニオメーター」をご紹介します。ゴニオメーターとは、関節の動く角度を測定するプラスチックの角度計です。アームにはメモリが記載しており、本体の中心には360°の度数が表示されています。

 これを用いて関節の可動域を測定し、関節がどれくらい屈曲・伸展するかどうかをみます。手術後の関節は硬くなりがちです。予防・改善するためには日々のマッサージやストレッチが大切になってきます。ゴニオメーターを使用する関節可動域の測定は、リハビリテーションのメニューを決める指標になるのです。

 リハビリテーションは獣医師と看護師でチームとなり、飼い主様とご相談の上、わんちゃん・ねこちゃんの状態に合わせてメニューを考えていきます。また、退院後も自宅でのリハビリテーションが大切になりますので一緒にご相談させてください。

 

看護師 福本

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