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寺子屋・白兎園

夏の病気について
1999年6月28日

●ノミによる皮膚病

 ノミは温度が15度くらいになる発育し始める吸血寄生昆虫に分類されます。動物に寄生することが一般的ですが、時には人を刺すこともあります。
 ノミが寄生し血を吸うことによって、動物は痒みを起こすだけではなく、ノミによるアレルギー皮膚炎を起こすこともあります。また、病原体の媒介もすることがあります。ノミに刺されたことによる主な症状としては、皮膚に虫さされのように小さな赤い点が出来、痒みに見舞われます。さらに激しい痒みとなったり、自分で皮膚を咬んだり、足で引っ掻きます。それによって毛が抜けたり、皮膚に傷が付いたりすることから皮膚炎を起こします。尾の付け根、腰〜背中に多く症状を出しますが、ひどい場合には皮膚が厚くなりごわごわしてひだがよります。”たかがノミ”と思わないで下さい。徹底した予防が必要です。特に猫のノミはアレルギーが強く起こります。ノミは、家の中で一度発生するとカーペットや畳の下に幼虫は潜り込みなかなか退治できません。でも発生したノミをそのままにしておくわけにはいきませんので完全に撲滅するように努力しなくてはなりません。これはペットに寄生している成ノミだけではなく、犬小屋、カーペット、畳など周囲の環境にいる卵、幼虫、さなぎに対しても行うことが大切です。ノミの駆除方法は現在いろいろな方法がありますので、この駆除方法は動物病院で相談してみて下さい。

●夏は日射病や熱射病に気を付ける

 日射病の多くは、暑い日に、直射日光に当たる場所に長くいると起こります。一番多い原因は、車の中に置いておくことにより起こります。少しの窓を開けても車の中は蒸し風呂以上です。
 症状は、始めは舌を出しハアハアしてその状態が止まりません。次に倒れます。体を触るといつもより熱く感じます。
 このような状態の時には出来れば体温が計れれば申し分ないのですが、そのときは40度以上の体温となっており、ひどいと42度くらいのこともあります。そのままでは死んでしまいますので、応急処置としては、水風呂に入れます。ハアハアしなくなるまで浸けておくと大きゅう処置になります。くれぐれも熱い日中に車の中に動物を置きっぱなしにはしないで下さい。

●食餌の置きっぱなし

 夏場はご存じのように食べ物がすぐ腐ります。食餌がすんで、もし余っている食餌はすぐに片付け、食器を洗ってしまいましょう。また、飲み水も頻繁に新しいものと取り替えてあげて下さい。

●ブラシをかける

 毛は一年中抜け替わりますが、夏は特に抜け毛をブラシしないでそのままにしておくとその場所が皮膚炎になったりします。第一不潔になりますので、こまめにブラシをしてあげましょう。


 

東京都板橋区にある犬と猫を中心に診療・治療している動物病院です。質の高い動物医療を提供できるように努めています。(C) 株式会社 ホズミ ALL RIGHTS RESERVED