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雑記帳

MRI検査

2006年2月28日

 MRIを撮影する機会が増えてきましたが、そのMRIでどのようにして体の中を見るのでしょう。磁場と電波とコンピューターで画像を作り出します。原理は難しいものですが、動物の体内には自然の状態では、無数の水素原子核があり、個々の水素原子核は小さな磁石と同じですがばらばらの方向を向いています。

  • 動物を全身麻酔をしてMRI装置に入れ、そこに強力な磁場を与えると、水素原子核は一斉に一方向に整列します。
  • そこに一定の周波数の電波を照射すると、水素原子核は一斉にある特定の方向を向き倒れます。
  • 装置の電波を切ると、水素原子核は最初に整列した状態に電波を出しながら戻りますが、このときの水素原子核の戻り方の速度は、組織により、また病変により異なります。
  • この電波を分析すると、水素原子核のもとの整列した状態になる速度を知ることができ、これを、画像の白黒に反映させます。そして疾患の状態が解り診断します。また、必要に応じて造影剤や処理をして撮影することで診断に役立ついろいろの方向の輪切りの画像が得られます。

 なかなか難しい理屈ですが、これができたことによって骨の中、特に頭の中の脳の状態が解るようになりました。

 でも、磁場や電波を与えるので、体の中に金属が入っているとこの検査を行うことができません。骨折などをして金属プレートが入っていたら残念ですがMRI検査はできません。


 

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