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ペット栄養学教室 講師:奈良なぎさ 食べさせる工夫 2005.7.31 今年の夏はとても湿度が高いのか、早朝の散歩でもすがすがしく感じられる日は少ないですよね。湿度が高いと身体も重く、だるいのはおそらく動物も同じでしょう。早朝の散歩でも湿度の高い日はすぐに、口を開き、散歩からかえる頃には足取りも重そうです。気温もさることながら、湿度の高い日には散歩も短めに切り上げ、体力の温存に気をつけてあげたいものですね。特に犬の場合は匂いを追いながら移動するため、つい我を忘れ思ったより長い時間を散歩してしまいがちなので、飼い主さんがコントロールしてあげてくださいね。散歩の後に後頭部(首の後ろのあたり)やうちももの鼠経部をタオルで包んだアイスパックなどで短時間冷やしてあげるのも良いでしょう。 そして、この時期やはり人間同様「食欲不振」に陥ることが多いようです。特に朝は食べることよりも休むことを選びたいようで、食餌を出されても「食べたくなーい」とばかりに匂いをかんで去っていってしまうことがしばしばです。いつも食欲があるコが食べてくれないと飼い主は心配になるものです。何か病気があるのではないかと疑ってしまいますが、夕食はきちんと食べ、快眠、快便で、嘔吐や下痢など特別通常と異なる症状がなければ、これはこの時期のパターンということになるでしょう。もちろん、不安な場合はまず、動物病院で健康診断をしてみることが一番です。健康上問題がないと分かれば、あとは飼い主が親として「食べさせる工夫」を考え、実行して、体力を低下させないよう健康管理をしたいものです。 一般的に、こんな状況で飼い主さんにありがちなのが「食べるものをあげよう」として、あれやこれやと品を変えてあげてしまうことです。多くの場合、飼い主さんはそのコが好むものを率先してあげるので、動物はそれを学習し「そっか、食べなければほしいものが出てくるんだ。ラッキー!!」と学習してしまうわけです。また、犬や猫は脂肪に嗜好性が高いいため、選んで与える食材やおやつは高たんぱく、高脂肪に傾きがちです。しかし、食欲がないというのは、言い換えれば消化機能が低下していることも意味しているため、かえって胃腸に負担をかける結果にもなりかねません。ですから、少し手間と時間はかかりますが、できるだけいつもと同じ食餌を消化しやすい形であげてみてほしいのです。以下いくつか我が家で実施している例を挙げてみますのでご参考にされてくださいね。
さらに、叱咤激励もまた食を促すテクニックです。そしてたべたら「ほめる」。日中は涼しい環境で静か休養させることも大切です。まあ、非常に親ばかチックな発想ではありますが、結構お互い知恵比べで、飼い主にとっても良い頭の体操かもしれません!? 暑い夏、飼い主さんもペットも元気に楽しく乗り切りましょう!
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