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奈良なぎさ(なら・なぎさ)
プロフィール

1998年 「NEW YORK SCHOOL OF DOG GROOMING」(アメリカ)を卒業。1999年「The British Institute of Homeopathy」(イギリス)の「Nutrition & Herbology」コースを終了。2000年「School of Nutrition Science」(アメリカ)を卒業。同年、アメリカ・カリフォルニア州の「Nutrition Consultants」に登録。現在、当院に動物の栄養指導者として勤務しながら、動物と人間の個体別代謝システムの違いによる効果的な食事方法や、それに伴うライフスタイルなどを「CLAYTON COLLEGE OF NATURAL HEALTH」(アメリカ)の「HOLISTIC NUTRITION」コースを終了。現在、修士課程コースにおいて研究中。日本ペット栄養学会会員。ペット栄養管理士。

 

 

ペット栄養学教室

講師:奈良なぎさ


薬、ハーブ、ビタミンの相互作用 2005.3.31

 みなさんは「薬」「ハーブ」「ビタミン」の違いを気に留めたことがありますか?「漢方やビタミンは薬ではないのだから身体に良ければそんなに気にすることはないんじゃないの?」って考えてはいませんか?

 たとえばそれぞれの目的は何でしょうか?「薬」は症状を改善し、病気を治すこと。「ハーブや漢方」は症状を改善し、免疫力を増強すること、そして「ビタミン」には栄養補助の目的で使用する場合と、ある症状の緩和のための目的があります。さらにこれはその、形状、吸収速度、作用の仕方などにより、それぞれが異なった特徴をもっています。たとえば、同じ人間でも人種の異なった人たちが一緒になって一つの作業をしようとしても、その組み合わせによっては、文化や環境の差からうまくいったりいかなかったりしますよね。相当大雑把な例ですがそんな感じです。さらに、それらを使用する目的により、何を中心に他を選ぶのかが決定されますが、多くの場合、病気を治すための「薬」が最優先にあり、かつほかに何かできることはないかとサプリメントを探される場合が多いので、以下人間の場合でのいくつかの相互作用例をあげておくので参考にしてみてください。「薬」を中心に考える場合は、悪いと考えられる組み合わせのものを避け、良い組み合わせのものを食事中からとるようにすると安全でしょう。

目的
悪い組み合わせ
良い組み合わせ
ACE阻害薬
心臓疾患
アルギニン、鉄、
カリウム
リコライス
亜鉛
制酸薬
胃液の中和
クエン酸カルシウム
葉酸
ミネラルサプリメント
抗生物質
細菌増殖抑制
アシドフィルス菌
利尿剤
体内過剰水分の排泄
リコライス
マグネシウム
カリウム
ビタミンB1
非ステロイド
抗炎症薬
痛み、熱、炎症の緩和
アルギニン
ガーリック、ビタミンE
ハーブサプリメント
葉酸
ビタミンC
リコライス
コルチコステロイド
(プレドニゾロンなど)
抗炎症、免疫抑制
リコライス
カルシウム・ビタミンD
サプリメント
フェノバルビタール
抗痙攣薬
イチョウ
グルタミン
カルシウム
カルニチン
ビタミンD、K

 また、これらは必要なものは腸管から吸収され、不必要なものは腎臓から排泄されるため、腸管や腎臓が健康な状態であることが必須です。そうでない場合にはまず腸内環境を整え、腎臓機能に負担をかけないバランスのとれた直時内容を見直すことが、新たに何かを加えることよりも重要なことを再確認してくださいね。


 

東京都板橋区にある犬と猫を中心に診療・治療している動物病院です。質の高い動物医療を提供できるように努めています。(C) 株式会社 ホズミ ALL RIGHTS RESERVED