院内日誌
入院中の動物の様子
大澤樹子(2001年8月20日)
当院では通院で点滴注射が受けられるシステムがあります。具合の悪い動物で、毎日の点滴注射が必要な場合、朝9時ごろに病院にワンちゃんやネコちゃんを連れてきていただき、夕方の診察時間が終わる頃までに血管内に点滴注射をする処置です。 この点滴注射に通っているうちに、この子達は夕方になると鳴きはじめたり、そわそわする子が多くいます。日中はとてもおとなしく寝ながら点滴注射を受けている子が突然に鳴きだしたりうろうろしたり色々の行動を取ります。「トイレしたいのかな?」と思うこともあるのですが、そのほとんどはそうではありません。点滴注射が終わったことが解るようにも思えることがあります。また、「△△先生〇〇ちゃんの飼い主様がお迎えに見えてます」と言うアナウンスを聞いて自分を迎えに来てくれたことが解るのです。 不思議な話です。でも、お迎えに来てくださった飼い主様に会ったワンちゃんネコちゃん達はとても嬉しそうな顔をして全身で喜びます。そんな様子を看ていると「これが絆っていうものなのかなあ」といつも感心しています。そしてとても嬉しくなります。 私の家にも犬と猫がいますが、ドアを開けると「待ってました!」と言わんばかりの顔で座っていることが多くあります。私のいない間は入院の子達のように昼間は静かに寝ているのかしらと想像をめぐらせてくれます。