院内日誌
犬の寿命は!
古川修治(2000年4月8日)
シェットランドシープドッグのルルちゃんは今11歳です。毎年の予防事項はもちろんのこと、定期的に血液検査や歯石除去の処置も行っています。話によると食事にも気を付けているそうです。ルルちゃんの飼い主さんはこう言っています、「この子にはなるべく長生きしてもらいたいんです。」 先日この飼い主さんが、「この前テレビで、ある芸能人の犬が21歳まで生きたと言っていたので私もその年齢を目標にしています。」と言われていました。僕はその時、21歳まで長生きする犬はなかなかいないので、すごい目標だなあと思いました。日本では最高29歳まで生きた犬がいるそうです。犬は1歳で人の18歳、その後1年につき、人に換算すると4歳ずつ年をとる言われています。ただ、犬種によって年の取り方が違うようで、同じ10歳の犬でも人に換算すると犬種によっては10歳くらいの開きがあるようです。普通、犬の寿命は小型犬のほうが大型犬より長いそうです。小型犬でだいたい14、5歳くらい、大型犬では12歳くらいのようで、超大型犬のグレートデンなどは10歳くらいだそうです。ちなみにシェットランドシープドッグは13歳くらいらしい。ただ、若くして不幸にも命を落とす犬も多いので、平均寿命としては少し低くなるのかもしれません。平均寿命は最近少し延びてきているようです。これは飼い主さんの意識の向上に伴う、食事や生活環境の改善が大きいのでしょう。また、病院への健康診断目的の定期的な来院も多くなってきています。例えば、ワクチンやフィラリア予防などの時に、同時に血液検査で肝臓や腎臓を調べることを希望する飼い主さんも多くなってきています。これは高齢の犬に限らず、確かに重要なことだと思います。! ある時、入院中のコッカスパニエル、ラッキーちゃんの飼い主さんが、お見舞の時に同居のチワワ犬を連れてきました。飼い主さん、「先生この犬何歳かわかりますか。」「いえ、何歳ですか?」と僕。「この犬は今まで一度も病院にいったことがなくて26歳ですよ」「エ!(うそでしょう!)」 中にはこういう犬もいるそうです。