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入院室

手術の後はもちろん、継続的な治療が必要な場合や、経過を注意深く観察しなければならない場合など、入院が必要になることがあります。当病院には、通常の入院室と、隔離を目的とする入院室があります。
入院中の動物は、体に不調がある上に、飼い主さんの手元を離れ、慣れない環境で過ごさなければならないため、どうしてもストレスがかかります。しかし、そのストレスのうちでも、飼い主さんの日ごろの注意で、避けられる問題もあります。以下のような事柄に、日ごろから気をつけてくださるのはいざ入院ということになった時などに、本当にいいことだと思います。

●偏食をさせない

日ごろから、ペットの好む特定の餌を与えつづける方がありますが、栄養の問題からいってもあまり好ましいことではありません。もちろん、入院の際などに、日ごろ食べなれた餌をご持参いただくのはかまいませんが、基本的には、偏食なく、色々なペットフードを食べることのできるペットに育ててあげるほうが、長い目で見るとグルメなペットに育てるよりはるかに大切です。

●人見知りをさせない

日ごろから、部屋の中で家族としか接していない生活をしているペットはどうしても神経質になりやすく、入院の際などに環境の変化に適合しにくくなります。なるべく、色々な人と接触する機会を設けて、人見知りをしないペットに育ててあげましょう。

●予防注射はお済みですか

入院室には、他にも病気で身体が弱っている動物が入院しています。その動物たちのためにも、また予防接種の本来の目的からも、普段から病院で推奨している各種予防注射は受けさせてあげてください。具体的にどのような予防接種が必要かは、獣医師にご相談ください。

●うちの子は甘ったれで…?

入院室に入って、飼い主さんの姿が見えなくなると、心細くなって鳴きつづける子がいます。日ごろから、飼い主さんとの間に強い絆があるという意味ではすばらしいことなのですが、ただでさえ病気で元気がないときに、鳴きつづけては更に体力を消耗してしまいます。夜になって、入院室の電気が消されると鳴く、そういうペットもいます。暗いのがこわかったり、夜鳴きの習慣がある場合など色々ですが、これも少々困り者です。あまり、さびしがりやさんに育てないことも、大切です。

●お外に出たいの、出して、出して。

自宅で、外に出たいと鳴くと、出してもらえる習慣の子は、入院室のケージから出してもらいたくなると、いつものように鳴き始めます。鳴きつづけると体力を消耗するのもさることながら、回りの入院中の動物にも大きな影響があります。鳴いていいときと悪いとき、かわいいペットなら教えてあげましょう。

●落ち着いて入院ができそうもないとき

あまりひどく鳴いたり騒いだりする場合は、周囲の動物への影響ならびに御近所迷惑となることも考えられますので、鎮静剤を投与することもありますのでご了承ください。

●痴呆症

年を取るととるとともに、だんだんにぼけてくるのは実はペットにも見られる現象です。痴呆の症状は色々ですが、飼い主さんはよく分かっていらっしゃることでしょう。痴呆犬やその予備犬は入院中に特別なケアが必要な場合もあります。食事管理、排泄管理、寝床や壁作りに特に注意が必要ですが、固体によって看護が一定しているわけではありません。

●水頭症

写真は歩くことが出来ないほどの水頭症でしたが、手術をして歩くことができるようになりました。でも時々ふらっとして壁に頭をぶつけます。そこで壁の周りにはエアチェインを貼り、ぶつかっても障害が起こらないようにしてあります。入院中はもちろんケージの中や扉に貼り付けます。食事は抱っこして与えていますが、生活は出来るようになりました。

●寝たきり動物

頚椎の障害などの神経病や老衰、そのほかの原因で動けない動物は、床擦れをおこすことが多くあります。床擦れ防止の対策は大変ですが、床にエアチェインをマットとして敷いています。これによって長期の管理が出来ます。

これらの痴呆や水頭症、寝たきりの動物などを飼育している飼い主さんは、獣医師や動物看護師にご相談ください。飼い主さんとよく話し合い、生活環境の問題点を探り、痴呆犬、水頭症や寝たきりの動物の生活の質の向上とともに飼い主さんの介護負担をへらせることを模索いたします。また、エアチェインはシート状のバックに空気をいれ、使用したい長さが選べ、フレキシブルに変形でき、使用後は焼却ごみとして処理ができる地球に優しい製品です。自宅で管理をするのにエアチェインが必要な場合にはお分けすることが出来ますのでご相談ください。


入院室(クリーン室)

入院室には、クリーン室と言って、皆さんが想像されている内容とはおそらく多少意味合いが違います。この入院室には、室内で飼われていて感染症の動物との接触の危険性がないところとの動物であり、各種伝染病のワクチン接種を毎年行っていないなど免疫の低下していると思われる動物、ワクチン接種をしてまだ免疫が出来ていないのに何かの理由で入院になる、また1頭で飼われていて病気の感染の心配のない元気な動物が手術などで入院することになった場合にこの入院室を利用することになっています。それは、入院の結果、余計な病原菌との接触を生じさせないためスタッフ以外入ることのないようにする配慮ということなのです。ここで入院している動物は重い病気では無く、比較的元気な子が多くいます。例えば不妊手術や軽度の整形外科などです。


面会室

入院しているペットで、面会が許されているペットとのひと時を過ごせる部屋を用意しています。それにより他の動物たちを気にすることなくゆっくりと面会することが出来ます。あらかじめ受付に面会時間を申し込んでいただき他のクライアント様と一緒にならない時間帯を予約していただきます。また、診療の都合でその時間帯に面会できないことも考えられますのでご了承ください。


ペットホテル(動物取扱業登録番号 東京都第002531号)

併設のペットホテルは、ご旅行や帰省で数日間家を開ける時、長期では家の立替や修繕などの時にお預かりいたします。入院と同じレベルで、普段室内で飼われていて感染症などの動物との接触のなく、伝染病ワクチン接種がきちっとされていて、病気を感染させたり、または逆にもらってしまったりする心配のない犬、猫だけをお預かりすることができます。例をあげると、猫の場合ではFVR(猫伝染性鼻気管炎)にかかった経験のある猫は、ここには滞在することができません。このような、厳密な管理を行うためにも、このペットホテルに滞在するには、動物病院での受診が前提となります。また、伝染病のワクチン接種がきちっとされていない場合には前もってワクチン接種をさせていただきます。また、緊急都合でどうしてもお預かりするときには、インターフェロンを注射させていただきます。

●ペットホテルは

  • 3ヶ月前からホテル予約を受け付けています。
  • ペットホテルは、かかりつけの方に限らせていただいております。
  • 初めてのホテル利用では、お泊りが可能かどうかを確認するため、前もってお試し一時預かりをお願いしております(有料)。
  • お試し一時預かり中に、ひどく吠え続ける、静かにしているがストレスがかかりすぎるなどと考えられる場合には、ワンちゃんが可愛そうですのでお預かりできないことをご了承ください。また、お散歩は、屋根つき屋外パドックで管理いたしますので、運動能力が極度に高い犬種についても同様にお預かりできない場合があります。
  • ネコちゃんで環境が変わると緊張から食事を取らない、排尿しない、スタッフに慣れてくれる様子が無いないなどもお預かりできない場合があります。
  • 年末・年始、夏季休暇時期はお預かりするケージがいっぱいのことがありますので、あらかじめお早めにご予約をしていただきます。
  • 各種予防ワクチンを1年以内に接種していない場合や、しっかりした免疫ができていないと推測される場合には、追加接種させていただきます。また、ノミなどの予防の処置をされていない動物は、予防処置をさせていただきます。
  • 入院中に病気になる、または発見され、治療、手術、その他の処置が必要であると診断された場合には、診療、治療を行うことを承諾していただき、別途ご請求させていただきます。
  • 特異体質による不慮の事故、天災などの止むを得ざる原因による失踪、死亡、損傷の場合、直ちに連絡いたしますが、賠償、損害補償等の請求はお受けできません。
  • お預かりのお支払いは、お預かり日数の全額を前金でお願いいたします。 お迎えの際に預かり証をお持ちください。
  • お預かり、お迎えの時間は診察時間内です。
  • 決まった食事のみを与えている場合にはご持参ください。
  • 治療中で飲み薬などがある場合にはご持参ください。

 

東京都板橋区にある犬と猫を中心に診療・治療している動物病院です。質の高い動物医療を提供できるように努めています。(C) 株式会社 ホズミ ALL RIGHTS RESERVED